デニムでタイトスカートを作ってみました。デニムスカート流行ってたのいつだっけ?(笑)トレンドなぞ一切気にしないので良くわかりませんが。
今回使用したのはいつからあるかよくわからないストレッチデニム。かなりストレッチ効いてます。スキニーにしても良いくらいよく伸びるので、ヒップ寸法はヌード寸法にジャストサイズで大丈夫。何なら、ピチピチぱつぱつで着たければヌード寸法-2㎝くらいでも良いかなー?ってくらい。
わたくしはアラフィフおばはんですので、ぱつぱつはいただけませぬ。でもぶかぶかもいただけませぬ。この辺のサイズ感というのが毎回悩みどころですね。生地によっても違うし年齢・デザイン・どう見せたいのかetc…
せっかく自分で好きなように洋服を作れるのだから、サイズ感にはこだわっても良いんじゃないかしら?あとは丈感ね。サイズ感と丈感で、同じデザインでも若作りになったり急に老け込んだりしたりして。気をつけないとね。年齢にかかわらずハンドメイドの洋服が野暮ったいのは、こういったサイズ感も要因のひとつですよ。
何でもないシンプルなウエストゴムのギャザースカートと無地のパーカーの組み合わせ。インスタやピンタレストで見るとものすごく可愛い。シンプルなのに素敵なコーデというのは、ここら辺がとてもよく計算されています。ただ何となく真似すると撃沈するのでお気をつけあそばせ(^^;)
使用した糸はフジックスのキングスパン。工業用の大巻の糸です。太さは30番。ロックは同じくキングスパンの80番手。
ジーンズステッチ糸(20番手)は使用していません。
今回使用したデニム生地、オンス(ザクっと省略して厚みのことね)がわからないのでちょっと曖昧な表記になってしまうのだけど、ステッチを目立たせたい場合は太さよりも色に拘った方が良いかな。
デニムのステッチはほんのちょっと色が変わっただけで印象が激変します。試してみるとわかりますよ。
20番手のジーンズステッチ糸はかなりヘビーな糸です。針とボビンケースだけじゃなく針板やら場合によっては糸調子バネも取り換えないと、糸調子が安定しません。釜の設定がシビアな工業用ミシンの場合は顕著です。
我が家の工業用ミシンは普通地で設定してもらっているので、針は14番までしか使えません。なので20番の糸はちょっと無理。モーターが大きくても、設定次第では縫えるものの幅が狭くなるということです。
家庭用ミシンだったらモーターの大きいハイエンドモデルか厚地専用のミシン以外はあきらめた方が良いです。
職業用ミシンは工業用に比べたらシビアに設定されていないので、何とか縫えます。が、厚物を縫うというのはそれだけでモーターにかなりの負荷がかかります。そのぶん寿命が短くなると心得ましょう。
一般的に、多くの職業用ミシンは「デニムも楽々縫えます」とうたわれていますね。その通りです。ですが、「どんなデニムでも縫える」訳ではありません。肝心の裾上げやウエストまわり、ベルトループ付近は生地が何枚重なるのかよく考えてみて下さい。
ご家庭でトラブル無く厚手の生地を縫う場合には、「厚み」をいかに攻略するかがカギです。出来るだけ生地が重ならないようなデザインやパーツの配置にするだけで随分違います。
ベルトの裏側はやや薄手の綿生地に切り替えたり不要な縫い代は極力カットしたり、場合によってはベルトループを省略したり。脇の縫い代は片返しせずに割れば、そのぶん裾上げの負荷も減ります。
何ごとも工夫とアイデア次第という事でしょうかねぇ。
また延々とどうでもいい話をしてしまった。。。 チ─('Д')→ン
着画はまたそのうちにでも。では。
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