バイアステープ攻略‖針板一体型バインダーの取り付け方

針板一体型バインダーの取り付け方 バイアステープのコツ
針板一体型バインダーの取り付け方

ここでは針板一体型四つ折りバインダー(カノコラッパ)の取り付け方法をご紹介します。バイアスバインダー2種‖仕様と特徴の違いでも解説していますが、このタイプのバインダーは針板と本体が一体型になっていますので「針板」と「送り歯」を交換しないと使用できません。
送り歯と針板をセットすると同時に本体の設置が完了します。押え金については通常の普通押さえ金ではバインダー本体に干渉してしまうため使用できません。この押え金もまた、玉縁の幅が変わる毎に専用のものに交換する必要があります。

スポンサーリンク

1.バインダーのパーツと工具について

カノコラッパは針板付きの本体と送り歯、押え金がセットになっています。針板の形状はお使いのミシンと同型であることが前提です。送り歯はミシン本体に組み込まれているものと同じように見えますが形が違います。必ず交換してください。押え金は専用のものを使用します。初めて購入する場合は本体・送り歯・押え金が一式セットになっているものを購入すれば間違いありません。工具についてはマイナスドライバーを使用します。針板と送り歯の各ネジはサイズが異なりますので2種類のドライバーを用意します。また、針板付近はミシン本体が干渉するので長いドライバーではなく柄の短い物か、もしくは下図のようなオフセットドライバーを使用すると良いでしょう。オフセットドライバーを使用する場合、形状がL字型なのでラチェット式のものだと柄を振り回す必要がなく使いやすいです。ミシンに針板交換用のドライバーが付属されている場合はそちらをお使いください。

2.針板一体型バインダーの取り付け方

まずミシンに付属している押え金・針板・送り歯を全て取り外します。ミシン針も外した方が交換は容易です。外したビスはそのまま取り付けに使用して下さい。バインダー用の送り歯・針板付きの本体・押え金を交換したら設置完了です。実際の取り付け方法は動画をご確認ください。

3.細部の調整の仕方

このタイプのバインダーは細部の微調整が可能なものもあります。微調整が可能なタイプの場合は、試し縫いをしてみて細かく調整していきます。針板一体型バインダーで調整可能な箇所は以下の通りです。

  1. テープ供給口下側:玉縁裏側の幅を微調整
  2. テープ供給口上側:玉縁表側の幅を微調整
  3. テープ幅のガイド:玉縁幅の微調整
  4. 本体位置調整:本体位置の微調整
  5. テープ案内用ガイド調整:ガイドの角度を調整

①~③の爪位置で玉縁幅の調整をしますが、これは玉縁の出来上がり幅を変えるものではありません。試し縫いをしてみて、上側だけが外れやすい・もしくは深すぎる場合は②の爪を、下側だけが外れやすい・もしくは深すぎる場合は①の爪をほんの僅かずらします。③の爪と④のつまみの両方を調整して③の爪が押え金にぴったりと沿うように合わせます。⑤はテープの巻きのセット位置によって角度を決めます。

バインダーは外カーブで縫込みが浅く、内カーブで縫込みが深くなりやすいので、調整する時の試し縫いはこれから縫おうとする身頃生地のカーブと同じような形状のハギレを使用しましょう。また、調整式のバインダーはメーカーによってかなり作りが異なりますので、詳細はお求めになったメーカーに問い合わせてください。押え金は針落ち穴から右側部分の幅が玉縁の仕上がり幅と同寸になっています。少し幅の狭い押え金でも縫えないことはありませんが、カーブでミシンが外れてしまったりテープがよじれやすくなりますので専用のものを使用しましょう。以上で調整が完了です。

4.バインダーの取り付け動画

針板一体型バインダーの取り付け方
針板一体型バインダーの取り付け方

5.さいごに

バインダーは使い方に慣れるまではアタッチメントの交換も縫い位置の調整も大変な手間がかかります。内カーブを縫うのか外カーブを縫うのか、カーブが深いか浅いか、又は生地の厚さや素材によっても仕上がりが毎回異なるという繊細なアタッチメントです。ですので使用するたびに毎回調整を行う必要があります。購入を検討されている方はそのあたりにかかる時間も含めて検討すると良いでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました