ロウびきのやり方。動画でどうぞ。

ソーイングの超基本テク

今日は朝活で動画を1本撮りました。

 

先日、手縫いボタンホールの記事で少し触れていたロウびきの工程です。

 

 

ロウびきというのは、糸に蝋を染み込ませることです。それによって糸に張り、艶、強度が出ます。

 

その結果として、縫っている途中で糸が絡んだり毛羽立つのを防ぎ、美しく強い仕上がりにすることを目的としています。

 

手縫い糸全般に使えますが、まつりや地縫いの時はロウびきまではせずに、軽くアイロンをかけておくだけで良いかな。

 

カード巻きの手縫い糸は巻きぐせがついていて、それが原因で糸が絡みやすくなるのだけど、軽くアイロンをかけておくだけでかなり軽減されますよ。

 

ロウびきはボタン付けや手縫いのボタンホールの場合には必須です。

さほど面倒な工程でもないので私は必ずやってます。

 

使用する糸は絹穴糸もしくはボタン付け糸。

 

絹糸はフィラメント糸といって、繊維1本1本が元々長いものをよりあわせてあります。ボタン付け糸はスパン糸といって、短い繊維をよりあわせてあります。

フィラメント糸の方が艶があって強度も高いので、ボタンホールをかがるのには絹穴糸が向いています。

 

ボタン付けはどちらの糸でも構いません。

 

穴糸が無い場合、ボタン付け糸で穴かがりを代用しても特に問題はありませんが、スパン糸は艶が落ちます。

 

手縫いのボタンホールの出番はほとんどがジャケットやコートなどの重衣料の場合だと思うので、その辺りを考慮して使い分けてください。

 

ではまず実際の動画を見てみて下さいね。

 

 

 

 

使用するロウはろうそくと同じものですが、洋裁用のものは使いやすいように固さが調整してあるみたいです。

詳しくはわかりません 汗

洋裁用のものしか使ったこと無いです。すみません。。。

 

 

糸は使うぶんだけ何本かまとめてロウびきしましょう。

 

 

しっかりと糸に蝋を塗りつけたら、余分な蝋はアイロンで落とします。

このとき、しっかりと糸に蝋を染み込ませて下さいね。

 

余分な蝋は何回か紙に吸わせればOK。

 

しっかりとコーティングができていれば、かなり張りのある仕上がりになるはずです。

 

これでロウびき完了!

簡単でしょ?

 

 

手縫いでボタンホールをかがる人なんてあまりいないとは思うのだけど、やってみっかな~という酔狂な方はこの工程をお忘れなく🎵

 

あ、ちなみに。

いくらロウびきしたとはいえ、必要以上に長い糸は縫っている間に擦りきれやすくなります。

1本あたりの長さは、ボタンホール1個分くらいが限界です。

 

 

 

実はボタンホールのかがり方も撮影していたのだけど、スマホが熱を持って強制終了を繰り返したのでそちらはまた別記事に分けます(^^;

細切れですみません。。。

 

ではボタンホールのかがり方は次回ということで。

 

今日も素敵な1日を🎵

 

 

 

 

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