ミシン針・糸・生地適応表

 今回はミシン針・ミシン糸・適応生地の一覧を作成します。

針の太さ糸の太さ適応生地
布帛#9#90~#60ボイル・ローン・ガーゼ・ジョーゼット・オーガンジーなど ※1枚で着ると透けるような薄手生地が目安。柔らかい生地ほど糸調子は難しくなるので、できるだけ90番糸使用
#11~#14#60~#50綿ブロード・シーチング・オックス・ダンガリー・ギンガム・フラノ・サージなど
※目安としてはシャツ・ブラウス・ワンピース・薄手のパンツなどに一般的に使用される厚みの生地
#14~#16#50~#30デニム・キルト・帆布・ネル・コーデュロイ・ツイード・モッサなど
※目安としてはワーク系の厚手パンツ・トートbag・アウターのジャケットやコートなどに一般的に使用される厚みの生地
ニット#9#50生地の厚みと針・糸の関係は布帛の場合と同じです。ニット生地は同じ名称でも厚みがマチマチだったりするので実際に触ってみて試し縫いをして決めてください。薄手ニット
#11普通地ニット
#14厚手ニット
ロック#9~#14#90適応生地は上記のミシン針に準ずる。ロックの場合はあまりシビアにならずに極薄、極厚の生地でなければ11番の針をセットしておいてもOKだと思います。また、2本針4本糸ロックの糸に関しては「ミシンの針と糸について ミシン糸編」を参照

◆補足
上記は全て、一応の目安として記載してあります。お店によっては生地名のはっきりしないものを販売している場合や、違う名称で販売している場合もありますし、デニムなどは厚みがさまざまありますのではっきりしない場合はお店の方に聞くのが早いでしょう。
また、例えば綿フロードを16番や9番の針で縫ったりしたからと言って間違いではありません。綺麗に縫えるのであれば問題ないと思います。ただし厚手の生地に細い針を使用した場合は針が折れやすくなりますし、薄手の生地に太い針を使用すれば糸調子がとりにくくなることを覚えておきましょう。
ミシンの調子が悪くなければ、針はそうそう折れることはありませんが、ヘビーに使っていると針先が摩耗して目飛びの原因になったりしますので、そうなった場合は早めに交換しましょう。

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