バイアステープの柄合わせ

バイアステープのコツ

バイアステープについては、それほど柄合わせを気にする必要はありません。柄合わせというよりも、ここでは裁断の違いによる柄の向きについてまとめます。トップ画像のストライプ柄が顕著な例です。バイアステープを3本並べてみましたが、真ん中のテープは柄が上下逆向きになっています。ブロックチェックやドットなどは柄に向きがありませんので気にしなくても良いのですが、方向性のある柄を使用する場合は少し注意が必要です。

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1.裁断による柄の出方の違い

まずは下図1~3のイラストをご覧になってみて下さい。どれもバイアステープの裁断方法です。図1は長尺のテープをまとめて作成する場合の裁断図です。図2と図3は1枚ずつ裁断する場合の裁断図です。
ここでは三角形が全て同一方向を向いている柄を当てはめて生地に方向性を出しています。このような方向性のある柄は珍しいのですが時折見かけますね。このような柄ゆきの生地を図2のように台形に裁断すると、柄の向きを合わせるとテープがつながらなくなってしまいます。テープの上下を入れ替えればはぎ合わせ可能ですが、柄の上下が入れ替わってしまします。このような時は図3のように平行四辺形に裁断しましょう。少々ロスは出ますが、柄の向きが入れ替わることはありません。

さいごに

ちょっとしたことですが、覚えておくと良いでしょう。また、テープを1本ずつ繋ぎ合わせる場合には、テープの上下をくるくると入れ替えているうちに表裏がわからなくなる事が良くあります。裁断したらすぐに裏面にシールを貼るなど目印をつけておきましょう。

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