シャツテイルの三巻き縫い Ver1型を使う

三巻縫い1型をつかう三巻縫い
三巻縫い1型をつかう

だいぶ以前にリクエストを頂いてた部分縫い動画を作りました。ただの三つ折り縫いのくせに厄介なシャツテイルの三巻き縫いです。
三巻きと一口に言っても縫い方のアプローチ方法は様々あるので、まずはVer1からどうぞ。

三巻縫い(Ver1)シャツテイル

Ver1は型を作って予めアイロンをかけてから縫う方法です。アイロン使わずに三つ折りするのは不安だし、かといってカーブに綺麗にアイロンをかけるのは難儀だわーという方は試してみてください。

カーブのアイロンは型を作っちまおうぜ。という発想です。裾全体の型を作らなくても大丈夫。凸カーブと凹カーブの付近だけでも。後は直線のアイロン定規をうまく使えばOK。
全体の型を作っちゃうと、型と裁断が一致していなかった時に Σ(- -ノ)ノ ってなるので、部分的に作った方がむしろ良いかも。
三巻きの場合は縫い代(折り代)がすごく細いので、型に使用する紙はあまり厚手のものは避けた方が良いかな。官製葉書くらいの紙がシャープな折り目になって塩梅良いよ。

で、型を使って予めアイロンをかける訳なんだけど。訳なんだけど。。。どこにアイロンかけるか問題勃発。ちょっと下の図を見てけろ。

縫い代を畳む前と後の図。AとB、どっちにアイロンをかける?正直言っちゃうと、どっちでも良いです。動画ではBの位置にアイロンをかけて、Aの出来上がり位置を更にひと折りしながら縫い進めています。

Aにアイロンをかけて、縫い代を折り込みながら縫っても良い。万全を期すならば、Ver4と組み合わせても良い。組み合わせる場合は、B位置に粗ミシンを入れてA位置をアイロンで折る。
まぁだいたいがめんどくさくなってきて、だんだん省略するようになってくるんだけど、それで良いのよ。アイロンも粗ミシンもあくまでも補助だから。
最終的には粗ミシンもアイロンも無しでそのまま縫えるようになったほうが良いよね。

んで、更にもうひとつ注意点。Bにアイロンをかける場合は、Aにアイロンをかけるよりも比較的三つ折りの幅を揃えやすいという利点があるのだけど、凸カーブの形状が急すぎると逆にイセをこなしきれなくなる場合も考えられます。

まぁ、、、あれです。
Ver1~Ver4までと、更に合わせ技を駆使すれば何とかなるべさ( ̄▽ ̄;)

んで、凸カーブの出口から凹カーブにかけてがヨレヨレになっちゃう人は、Ver4までの動画と解説のどこかで言及していますので探してください。。。
Ver2だったような気もするけど忘れてしまった。。。

ひとつ覚えておいてほしいのは、三巻縫いというのは精度を求めなければそれほど難しいものではありません。精度にこだわると途端に激ムズになります。自分自身が、どこまでを許容範囲とするのかでいろいろと変わってきます。

最初から既製品みたいに縫うのを目指しちゃうと、なんかもう嫌になっちゃうからね。ほどほどにね~(-ω-)/

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