5年たちましたね。
黙祷をしている間、石巻はとても静かでした。
あの日以来、三陸の海はとても静かで美しく輝いています。
時には大きな犠牲を払いなお、畏怖と畏敬の念の入り混じる複雑な思いを抱きながら人は厳しい自然と向き合ってきたのだと、今改めて想います。
不思議なものです。
海も山もいつだって何も変わらずそこにあるだけなのに、こちらの気持ちひとつで恐ろしくも美しくも見えてしまう。
私たちは自然の風景の中に自分の心を投影しているのかもしれませんね。
今日もまた、いつものように静かに日が暮れて明日にはいつものように朝がやってきます。
ですが明日からは6年目に向かう新しい朝が来るのです。
人それぞれ想いを抱え、それでもまた一歩を踏み出すことが出来ますように。
今日は静かに祈ります
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