どうしたら選ばれるお店になるのかという話

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あ、いかにもなタイトルですがマーケティング論でもセミナーのお誘いでもなんでもありません。すみません(^^;

 

ラーメン屋さんで気付かされたというお話です。

 

navyのオットは部類のラーメン大好き小池さんなので休日のお出掛けとなればお昼はラーメンが定番なのですが、仙台にお気に入りのラーメン屋さんがあるのです。

 

もちろんラーメンは美味しいのですが、ごくごく普通のチェーン展開しているお店です。

 

そこのスタッフさんの接客は明るくてハキハキとして笑顔が素敵で。

と、文字で書くとサービス業なんだから当たり前の事ばかりなんだけど、全然違う。

 

ラーメン屋さんや居酒屋さんで明るくハキハキというと、元気良く声を張り上げる接客が普通だと思うのだけれどもそれとも違う。

明るくて元気もいいのに、柔らかいのです。

言わされている感が全く無いのです。

 

つまりどういう事かというと、楽しそうに仕事をしているのです。

 

若いスタッフさんたちはおそらくアルバイトかパートさんなのだろうけれど、どの子もみんな笑顔が爽やかで、こちらが嬉しくなってしまう。

 

 

昨日もそのお店に行ったのですが、注文した餃子をお店の人が1個落としてしまうというハプニングがありました。

その時の対応も誠実で丁寧で、こういう時にお店の質が出るんだよなぁなんて、ぼんやりと考えながらラーメンをすすってました。

 

ラーメンのスープをごくごく飲みながら(笑)、質の良い接客・サービス業ってなんだろう?と、改めて考えてみたのです。

 

業種による違いはもちろんあるとは思うのですが、これだけは共通しているような気がします。

『仕事を楽しいと感じられる心を持っていますか?』

 

もちろん、誰もが好きな事を仕事に出来る訳ではありません。

ほとんどの人はやりたいことではなく、出来ることを仕事にしたりアルバイトをしたりしているのです。

前述したお店のスタッフさん達も、正直いってラーメン屋さんのホール係が天職だ!などとは思っていないでしょう。

それでも少なくとも、お客さんと接することで得られる喜びを知っているような気がします。

 

お客様が喜んでくれるにはどうしようかと考えながら仕事をする。そうしたら笑顔とご馳走さま、ありがとう、また来るねという答えが帰ってきた。

私も接客経験がありますが、これってやっぱり働く側からすると嬉しい事だと思うのです。

そしてまた次もがんばろうと思う。

 

そういう気持ちは表情にも態度にも出ます。必ず出ます。

そうすると、その後に来店したお客さんにも自然と柔らかい接客になる。

 

良く「気分のいい接客」という言い方をする人がいるけれど、私はあまり好きな表現じゃない。なんか、心のどこかに上からの目線が含まれている感じがして。

「気持ちのいい接客」と言うほうがしっくりくるかな。

お客様は神様ではないのですよね。

 

そういった小さなプラスの連鎖が積み重なると、今度はお客さんにも小さな化学変化が起きてきてお互いに気持ち良くお店で過ごすことが出来るようになってくる。

こうして素敵なお店が出来上がっていくのだと感じた休日でした。

 

 

つい最近、これとは全く逆の経験もしましたが、そちらは自身でお店をやられている方の話です。

この方、何やらセミナーのようなものにも通っているようなのですが、その時間もお金も全部どぶに捨てるような行為をしているのに全く気付いていないという(^^;

 

話が長くなりそうなのでこちらの話はまた今度。

 

 

あ、皆さんは大型連休を有意義に過ごされましたでしょうか?

わたくしはちょいと群馬まで弾丸ツアーにいって参りました。

そして連休明け、たまっているオーダーの仕事を進めています。

それが終わったら、少し手のかかるお仕事のお話もいただいているので夏くらいまでは気が抜けません。

パターンショップは果たして間に合うのかどうか(^^;

 

でも夏までにはオープンさせると決めたので、何とか折り合いをつけながら粛々と進めて行こうと思ってます。

ゆるゆると頑張りましょう^_^;

 

ちなみに。

どこのお店かというと、仙台市の六丁の目にあるフレスポ六丁の目南店敷地内、魁力屋さんです。

本店は確か京都のお店なので、味が濃いめです。好みは別れるかと思います。

お近くの方、ぜひ一度足を運んでみてください(^^)

 

ラーメン魁力屋六丁の目店

 

 

 

 

 

 

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